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執筆者の写真大滝 綾乃

快を学ぶ

更新日:2020年9月11日


子どもに何かを教えたいとき

大人がいろいろ伝えても

なかなかうまくいかない、定着しない。


私が最近一番大切だと思うのは、

“快”

という気持ち。


「ぐっすり眠ると気持ちいい、元気になる!」

「おしっこすると、気持ちいい!」

「好きなように食べると気持ちいい!おなか一杯幸せ!」


そんな“快”の気持ちを知っている子供は

すごく強い。

いわれなくても自分から動ける。

だって気持ちがいいから。

気持ちのいいことは誰でもやりたい。



その気持ちよさを知ってるからこそ

「眠たい」「出したい」「食べたい」

という欲求が生まれる。

その欲求は子供たちを自ら動かす。


逆に“快”を感じていないと

そういう欲求が少ない(知らない)ように感じる。



“不快”の気持ちも大切だけど、

不快は大人の価値観と少しズレが生じる気もする。

だから少し伝えるのが難しい。

私たちはパンツが濡れていたら気持ち悪いと思うけど、

遊びに夢中の子供たちにとっては、

なんてことないどうでもいいこと。



やっぱりポジティブな

“快”のほうが強い。



「食う」「寝る」「出す」

を本能的に知っている子供たち。

その本能を引き出す。

その本能をできるだけ損なわないようにする。


それがすごく大切なんじゃないかと思う。



いろいろな子育て方法や研究があるけど、

根底は“快”を学ぶに尽きるのではないかと思う。



本能を大切に。

人間を育てる。


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