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こどもの虫よけ

執筆者の写真: 大滝 綾乃 大滝 綾乃

更新日:2020年7月28日



体温の高い子どもは蚊に刺されやすく、

アレルギー反応などでひどく腫れ上がったり、

掻きむしると「とびひ」になってしまうこともあります。。


できれば何も塗りたくないけど、

さされてかゆがっている子供もとてもつらそう。



【虫よけの有効成分】

・ディート(昔から使われている)

・ユーカリ油(レモンユーカリ油)

・イカリジン(ピカリジン)

・その他天然由来オイル(レモングラス・ミントなど)



★ディート

日本で初めて認可された虫よけで、

急性の使用により目の刺激感・慢性的な水泡や蕁麻疹、

多量の使用でけいれんなどの神経症状がでると報告があり、


2005年厚生労働省から

◎6か月未満の乳児には使用禁止

◎6か月2歳以上は1日1回

◎2歳以上12歳万は1日1~3回

とされています。


このディートには殺虫効果はありませんが、

虫がディートを付けたの皮膚に触れた時に

異常を感じてその面を避けるという性質があります。


ただ、ディートは汗や衣服に触れて消失しやすいので、

成分が数時間で薄くなってしまいます。



★レモンユーカリ油

厚生労働省からも虫よけ効果があるとして推奨され、

天然植物なので人体に対する毒性が非常に低いとわれています。


米国疾病対策予防センターでは、

ユーカリ油に含まれるシネオールという成分が

呼吸や神経への問題を引き起こす可能性があるとして

「3歳未満の乳児へは中枢神経系や呼吸器への影響が考えられる」

として使用は禁止しています。


★イカリジン

新しい成分で、使用の年齢制限はありません。

虫よけ独特の香りがなく、

衣類にも優しい成分で服の上からも使用できます。

ディートに比べ刺激も少ないです。

お肌の弱い人や乳幼児には向いています。




大切なことは、

成分表を必ず見ること!

使用上注意を守ること!


直接スプレーするより、

◎一度大人の手に取ってから子供の肌に塗り伸ばす。

◎なめてしまう顔や手には使用しない。

◎可能なものなら服にかける

◎山など虫が多いところは長袖長ズボン!


よく考えたら

そりゃ虫がよけていくんだもんね。

それなりのパワーはあるよね笑


それぞれの特性を理解して

ママが選択して安全に正しく使いましょ♪



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